小牧の迷いヤギ、飼い主分かる 春日井在住男性のペット
桃花台ではじめて暮らしたのはここ城山でした。数ヶ月もヤギが生き延びるだけの自然が残っているのですね。
愛知県小牧市で十七日、ヤギが小学校校庭や住宅街を歩き回った末に捕獲された騒動で、同県春日井市内の四十代男性がこのヤギをペットとして飼っていたことが十八日、小牧署の調べで分かった。ヤギは男性に返された。二月に逃げられ、そのまま行方が分からなくなっていたという。
署などによると、男性はヤギに逃げられた当時、春日井市に届け出ていた。十八日に小牧市から連絡を受け、市内に保護されていたヤギを見たところ、「自分が飼っていたものに間違いない」と確認したという。
ヤギは十七日午後二時ごろ、小牧市城山三の大城小の校庭に現れた。近くの山林で植樹の作業があったため、その山林から出てきた可能性がある。飼い主の自宅は、大城小の北東約四キロにあり、ヤギは四カ月ほどを近くのこの山中で生きていたとの見方もある。
ヤギは体長約一メートルで、角の長さが約三十センチ。十七日は大城小の校庭を出た後、周辺の住宅街を約二キロ歩き回り、三時間後に署員に捕獲されていた。
捕獲されたヤギ=17日午後、愛知県警小牧署で